COMPUTEX TAIPEI 2017、グローバルハイテクエコシステムのビジョンを公開

世界のテクノロジー・トレンドに歩調を合わせIoTとAIをターゲットに

COMPUTEX TAIPEI 2017は、5月30日から6月3日まで開催され(InnoVEXは6月1日に終了)、AI& Robotics、IoT Applications、Innovations & Startups、Business Solutions、およびGaming & VRなどをテーマとして掲げます。世界各国から1,600社以上の企業が5,010のブースで最新の製品とテクノロジーを発表し、グローバルハイテクエコシステムが全般にわたって紹介されます。

IDC Japanは、日本国内IoT市場の規模が2016年に5兆2,000億円に達したと推計し、2021年まで年平均17.0%のペースで成長、11兆237億円に達すると予想しています。アプリケーション開発/展開市場のビッグデータ/アナリティクスに対する需要増加に加えて、PaaSの成長が本格化し、毎年5%以上の前年比成長率が続くと予想しています。

アプリケーション市場では、ビジネスのデジタル化によってディープラーニングと機械学習を組み合わせたサービスを提供する企業が増え、コグニティブ/AI(人工知能)システムなどへの投資が拡大するとみられています。

台湾と日本の2カ国間でも、IoT端末を共同開発したり、台湾企業の日本進出を促進するためにイベントが台湾で開催されるなど、国内にとどまらないIoT発展に関する動きが起きています。

これらのトレンドを踏まえて、COMPUTEXは、台湾にてASUS、Intel、NVIDIA、SUPERMICRO、およびCOMPUTEX 初参加のTeslaなどのテクノロジー大手企業と共同でIoT、AI、その他の次世代アプリケーションに関して記者会見を行いました。

「AIおよびビッグデータ分析が実施されるにつれて、5Gネットワーク信号のテストが始まり、ゲーム、AR、VRに関する新しいテクノロジーが急浮上し、IoTテクノロジーがライフスタイルや将来のビジネスモデルの鍵となるのは必至です。COMPUTEXは、ビジネスマッチングのための世界有数のICT見本市であり、世界のテクノロジー・トレンドを注視しています。今後、我々は引き続き変革し、世界各国から優良パートナーを招待し、グローバルテクノロジーエコシステムを構築します」と台湾貿易センター(TAITRA)の葉明水秘書長は述べています。

ICT業界の最新のトレンドを考慮して、COMPUTEX 2017は、5つの主要なIoTアプリケーション、将来のコマースとライフスタイルにフォーカスした「InnoVEX」、「iStyle」、「Gaming & VR」、「SmarTEX」の4つの展示エリアを設けます。アジア太平洋地域は IoT サプライ・チェーンでより大きな役割を果たしているため、研究開発から製造、最終製品、ユーザーエクスペリエンスに至るまでの分野でも重要な役割を担っています。台北世界貿易センター展示ホール1で展示される「SmarTEX」では、セキュリティ監視のIoTアプリケーション、スマートホームとエンターテイメント、スマートウエアラブル、IoV(Internet of Vehicles)と自動車用電子製品、スマートテクノロジーソリューションを展示し、台湾と海外の出展企業が共同で、将来のコマースとライフスタイルの一端を世界に披露します。

世界有数の企業間取引見本市であるCOMPUTEX 2017はまた、 システムとソリューション、ビジネスソリューション、組み込み製品、通信とネットワーク製品などの多数の特別展示を行います。台湾のIoT の可能性について前向きにとらえているTeslaが初めて参加し、南港展示センター4階で次世代アプリケーションを展示します。さらに、Dellは10年ぶりに展示会に復帰します。グローバルテクノロジーエコシステムの構築を目標として、COMPUTEX 2017は、アップグレードされたスマートテクノロジーを実現し、世界のICT業界の市場を一段と拡大させることを目指します。 

TAITRAについて:
貿易の促進を目的に1970年に設立された台湾貿易センター(TAITRA)は、台湾最大の非営利貿易振興団体です。TAITRAは、政府、業界団体、およびいくつかの営利組織の共同出資で運営されており、台湾の企業やメーカーが国際競争力を強化し、海外市場で直面する課題に取り組む手助けをしています。 TAITRAは、台北本部、4か所の地方支部(新竹、台中、台南、高雄)、および世界各地の60の海外支部に勤務する1,200人以上の訓練された専門家からなる、よく調整された貿易振興および情報ネットワークを誇っています。TAITRAは、姉妹組織である台湾貿易センター(TTC)および台北世界貿易センター(TWTC)とともに、効果的な振興策を通して豊富な貿易の機会を創り出してきました。
貿易使節団の組織とカスタマイズされた調達サービスの提供に加えて、TAITRAは台北と高雄で年間35以上の国際見本市を主催しています。2016年には11,128社がこれらの展示会に出展し、海外からの来場者は83,807人にのぼっています。 

COMPUTEX TAIPEI(通称COMPUTEX)について:
1981年に設立されたCOMPUTEX TAIPEIは、サプライ・チェーン全体とエコシステムを網羅した世界有数のICTおよびIoT見本市です。台湾貿易センター(TAITRA)と台北市電脳商業同業公会(TCA)が共催するCOMPUTEXは、台湾のICTクラスター全体を基盤として、大手ブランドからスタートアップまで、またICTサプライ・チェーンからIoTエコシステムに至るまで、ICT業界のあらゆる領域をカバーしています。台湾は、強力な研究開発および生産能力とIPR保護を備えており、グローバルな技術エコシステムでパートナーを求める海外企業や投資家にとって、台湾は戦略上欠かせない存在です。

COMPUTEX TAIPEIについての詳細:
Webサイトはwww.computextaipei.com.twをご覧ください。
Twitterは@computex_taipei、ハッシュタグ#COMPUTEXでフォローできます。
Facebookはhttps://www.facebook.com/COMPUTEX.TAITRA/をご覧ください。 

■Computex Taipeiの参観事前登録はこちら
事前登録はこちらからご確認ください。参観証を事前に送付します。
http://www.taitra.gr.jp/event/taipei-form.html

Press Contact: Brook Lai
Exhibition Dept.、TAITRA
TEL: +886-2-2725-5200 Ext. 2631
FAX: +886-2-2725-3501
Email: yuling@taitra.org.tw

【報道関係者からの本件に関するお問い合わせ先】
 井之上パブリックリレーションズ
 COMPUTEX 2017 PR担当
 小島 / 大内 / リットウィン
 TEL:03-5269-2301 / Fax:03-5269-2305 / E-mail:computex@inoue-pr.com

関連記事

  1. 台湾発!世界最大級の最新ICTトレードショー「COMPUTEX 2017」 アジアのシリコンバレー開発計画へ本日5月30日より、台北にて開幕!

  2. COMPUTEX 2018がハイテク大手とブロックチェーンの商機切り開く

  3. COMPUTEX 2019が究極のeスポーツの祭典になる

  4. 21カ国の新興企業が#InnoVEXVirtualでディープテックイノベーションを紹介

  5. TAITRA、東京でプレスコンファレンスを開催、日本企業に対しCOMPUTEX 2017への参加とグローバルテクノロジーエコシステムの構築を奨励

  6. 台湾発の革新的ICTトレードショーCOMPUTEX 2017  新設されたGaming & VRエリアに台湾の主要なゲーム企業が集結!