台湾貿易センター(TAITRA)は、世界最大級のICTトレードショー「COMPUTEX 2017」が、2017年5月30日(火)より開幕することに先駆け、昨日5月29日(月)台北国際会議センターにてインターナショナル・プレスカンファレンスを開催いたしました。本展示会は、本日5月30日から5日間開催され、およそ1,600社が、5,010ブースを出展します。5月26日現在、世界のテクノロジー企業がCOMPUTEX主催者に加盟し、世界のテクノロジーエコシステムの構築を表明していることから、事前登録された国際バイヤーとビジターは2016年の10.5%増加しました。
記者会見では日本は海外からのバイヤーおよび来場者が最も多い上位10の国/地域に加え、23カ国から集まる合計272のスタートアップとアクセラレータでトップ3に入っていることが発表されました。
このプレスカンファレンスには、日本も含め世界各国よりメディアが出席しました。台湾貿易センター(TAITRA)のプレジデント兼CEOである葉明水氏と、台北市コンピュータ協会(Taipei Computer Association、TCA)の副総幹事であるLi Chang氏がプレゼンテーションを行いました。
今年は「グローバル・テクノロジー・エコシステムの構築」のプラットフォームとしてCOMPUTEX 2017に新たな位置づけをし、AI&Robotics、IoT Applications、Innovations&Startups、Business Solutions、Gaming&VRといったトレンドをテーマに据えています。ARM、Intel、Dellといった有力企業だけでなく今後期待の高まるスタートアップ企業からも、最新のテクノロジートレンドを発信していきます。
TAITRAのプレジデント兼CEOの葉明水氏は次のように述べています。「COMPUTEX 2017は、次世代技術がどのように見えるかを示すオールラウンドのイベントとして、IoTからAIまでの分野で世界をリードする企業とスタートアップを引きつけています。一方、TAITRA、InnoVEX Forum、TAITRA、TCA、Intelのe21FORUM、Microsoft Forum、NvidiaのAI Forumが共催するCPX Conferenceなど、100以上のフォーラム、基調講演、セミナーが開催されます。このような多様化した活動のおかげで、来場者の皆様におかれましては、この5日間のイベントで、素晴らしい経験が得ることができると思っております」。
■「グローバルテクノロジー/エコシステムの構築」のための4つの特集展示エリア
今年は、AI & Robotics、IoT Applications、Innovations & Startups、Business Solutions、Gaming & VRの5つのテーマに焦点を当てます。 これらのテーマを盛り込んだ4つの特集展示エリアには、SmarTEX(5つの主要なIoTアプリケーショ)、InnoVEX(グローバルスタートアップのための最高のプラットフォーム)、Gaming&VR(高性能ゲームとVR製品)、iStyle(Apple MFi認定周辺機器の展示)があります。
■日本からInnoVEXへ多くのスタートアップが進出
Many startups advance from Japan to InnoVEX
InnoVEXはセンターステージとPiステージに別れており、キーノートやパネルディスカッション、ピッチコンテストが開催されます。毎年日本でも多くのスタートアップ企業が進出しており、今後の可能性を改めて示す場となるでしょう。スタートアップやそれに関わる投資家や企業にとってもビジネスを成長させ、最適なパートナーを見つける最良な機会だといえます。センターステージの主なコンテンツは「Cooperate with Asian Startup Ecosystem for Better Opportunity」や「Connect Startup Resource to Explore Global Market」などのパネルディスカッションやIoTの先進国である台湾のキーノート「IoT and Taiwan Industry Initiatives」が予定されています。
■CPXカンファレンスでは有力企業からスピーカーを迎え注目トピックトを紹介
CPXカンファレンスは5月30日にARM (Intellectual Property Groupのプレジデント Rene Haas氏)やIntel (Non-Volatile Memory Solutions Groupのバイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー Robert B. Crooke氏)、Dell (IoT Solutions GroupグローバルバイスプレジデントAndy Rhodes氏)、Qualcomm (Asia Pacific and Indiaのプレジデント兼シニア・バイス・プレジデントJim Cathey氏)、Foxconn (HonHai Technology Groupコーポレートエグゼクティブバイスプレジデント兼アジア太平洋テレコムグループ会長 Fang-Ming Lu氏)を迎え、「Future Technology Trends」についての講演で始まります。2日めである31日には「IoT+」フォーラムではAdvantechやEricsson, MediaTek、キーノート「AI」ではIBM, DBS Taiwan, NVIDIA, Quanta Computer, Intelなど業界でもトップを走る企業から革新を続けるトピックをお届けします。
来場登録は日本語公式サイトの「事前お申込み」バナーから、または英語サイト(http://computex.leadexpo.com/)から行うことが可能です。
COMPUTEX TAIPEIについての詳細:
Webサイトはwww.computextaipei.com.twをご覧ください。
Twitterは@computex_taipei、ハッシュタグ#COMPUTEXでフォローできます。
Facebookはhttps://www.facebook.com/COMPUTEX.TAITRA/をご覧ください。
TAITRAについて:
貿易の促進を目的に1970年に設立された台湾貿易センター(TAITRA)は、台湾最大の非営利貿易振興団体です。TAITRAは、政府、業界団体、およびいくつかの営利組織の共同出資で運営されており、台湾の企業やメーカーが国際競争力を強化し、海外市場で直面する課題に取り組む手助けをしています。
TAITRAは、台北本部、4か所の地方支部(新竹、台中、台南、高雄)、および世界各地の60の海外支部に勤務する1,200人以上の訓練された専門家からなる、よく調整された貿易振興および情報ネットワークを誇っています。TAITRAは、姉妹組織である台湾貿易センター(TTC)および台北世界貿易センター(TWTC)とともに、効果的な振興策を通して豊富な貿易の機会を創り出してきました。
貿易使節団の組織とカスタマイズされた調達サービスの提供に加えて、TAITRAは台北と高雄で年間35以上の国際見本市を主催しています。2016年には11,128社がこれらの展示会に出展し、海外からの来場者は83,807人にのぼっています。
COMPUTEX TAIPEI(通称COMPUTEX)について:
1981年に設立されたCOMPUTEX TAIPEIは、サプライ・チェーン全体とエコシステムを網羅した世界有数のICTおよびIoT見本市です。台湾貿易センター(TAITRA)と台北市電脳商業同業公会(TCA)が共催するCOMPUTEXは、台湾のICTクラスター全体を基盤として、大手ブランドからスタートアップまで、またICTサプライ・チェーンからIoTエコシステムに至るまで、ICT業界のあらゆる領域をカバーしています。台湾は、強力な研究開発および生産能力とIPR保護を備えており、グローバルな技術エコシステムでパートナーを求める海外企業や投資家にとって、台湾は戦略上欠かせない存在です。
【報道関係者からの本件に関するお問い合わせ先】
井之上パブリックリレーションズ
COMPUTEX 2017 PR担当
小島 / 大内 / リットウィン
TEL:03-5269-2301 / Fax:03-5269-2305 / E-mail:computex@inoue-pr.com